その先へ

多様な人々と個々の力を繋ぎ、
グローバルトップ5の実現へ。

Cargo+その先へ

多様な人々と個々の力を繋ぎ、
グローバルトップ5の実現へ。


人の力と組織の成長により、世界のトップ5を現実のものに

貨物便と旅客便のネットワークを組み合わせるコンビネーションキャリアとして、国際物流事業を着実に成長させてきたANA Cargo。今後、アジアと北米間において需要拡大が見込まれるなか、将来的には「カーゴフルサービスキャリア」「グローバルトップ5」といった明確な目標を設定。それに向けた本格的な出発点として、まもなく大型貨物機のボーイング777フレイター(以下B777F)が就航する。

これによってリーディングエアライングループへの道がまた一歩前進するが、そのことを持続的に成長させていくのは各スタッフやチームなど人の力だ。ANA Cargoはこれまで、様々な個性や強みをもった人財が集まってきた。目の前に控えた大きな目標を達成するには、これまで築いてきた組織文化に加え、一緒に挑戦できる新しい仲間の力も必要となっていく。

多彩なバックグラウンドを持つ人が集まり、新しい一歩を生み出す

ANA Cargoがグローバルなフィールドで今まで以上の存在感を示すため、今後の海外戦略は加速していく状況だ。その一部を担うのが、グローバルセールス部グローバルセールス企画課で、外資系顧客の新規獲得に向けたセールスに注力するジョナサン・ホルムさん。

学生の頃に学んだ航空技術の経験と、BtoB向けのビジネスに関わりたという想いを胸に、1998年に物流・貨物の世界に飛び込んだ。長年に渡りアメリカのワシントンDCでセールスやオペレーション業務に携わり、2018年の4月から日本に活動の場を移した。

株式会社ANA Cargo グローバルセールス部グローバルセールス企画課 ジョナサン・ホルム

「これまでANA Cargoが顧客としてきた日系のお客様を大切にしていくことはもちろん、今後は外資系フォワーダーの新規獲得がミッションです。各競合会社との差別化や優位性をはかる必要もあるので簡単ではありませんが、引け目を感じることなく、前向きに取り組みたい。新しいチャレンジとなりますが、私たちの強みである品質の高さを活かせば可能だと考えています。高品質の理由は2つあり、1つはお客様に約束した時間で届けられること。これに関してANA Cargoは、業界内でもトップクラスだと誇れます。もう1つは、お預かりした貨物を壊したり濡らしたりせず、最終目的地まで輸送できるハンドリング。その上で、お客様から求められるのは、やはり速さです。その要望に応えるためにも、見積もり依頼から実際の予約成立まで1日以内で終わらせ、成約まで持ち込めるスピード感を実現したいと思っています」。

日本チームから期待を寄せられ来日した自身だが、その直後に業界内で知られる大きな外資系会社との契約を変えるという大きなミッションを任された。

「業界に20年携わった私でも、今まで経験したことがない事案だったので不安はありましたが、結果的に短時間で契約締結まで持ち込めました。それを達成できたのは、赴任したばかりの自分には時期尚早ではないか?と思わずに諦めなかったこと。そして、同僚やこれまで一緒に働いてきた部下の助けがあったからです。もちろん自分の経験値は大胆な行動力にもつながりましたが、何より仲間の協力が成功に導いてくれました」。

様々なバックグランドを持つ多種多様な人財が一丸となり、共通の目標に向かい困難を突破できるチーム環境。外資系顧客の獲得においても、そのことが強みとなっていきそうだ。

「業界に変革をもたらすには、新しい風が必要です。特に若い世代はデジタルネイティブなので、イノベーションを起こせる要素を持っているはず。我々の業界でいえば、学生の内にデータを素早く解析して新しい戦略を描けるか、というデジタル時代における分析力を準備しておけばすぐに活かせるはずです。専門知識がなくても"やりたい!"という意欲を行動に結びつけることができれば成功できる。逆に私たちから提供できるものは、多様な経験や視点を持ったメンバーが、大きな未来図を描いてあげられること。つまり"世界は広いんだ!"と感じられる機会をたくさん提供していける。常にオープンマインドであれば、一緒に新しい挑戦ができると思っています」。

個の行動力でグループ全体を巻き込み、高い壁を突破していく

2009年に設置された24時間離発着可能な「沖縄貨物ハブ」を皮切りに、アジア圏で確実に成長を遂げてきたANA Cargo。同年に航空貨物のフォワーダーから転職した古賀謙一さんは、営業を経て、香港にてアジア・中国統括室の立場でエリアの販売拠点を担当、帰国後は沖縄貨物ハブのマーケティングを手掛けるなど、物流・貨物を熟知した生粋のカーゴマン。

2017年からはグローバルネットワーク部のネットワーク企画課に配属され、ANA Cargoの事業計画などに着手。事業を支えてきた12機の中型貨物機ボーイング767フレイター(以下B767F)の戦略、そして未来を担う大型貨物機のB777Fの新規就航を実現させた立役者のひとりだ。

「B767Fを12機まで増やした理由は、伸びゆくアジア域内の貨物流動を取り込んでいきたいという背景があったからです。近年においては、アジアや中国から北米に向けた貨物の輸送需要が高まっています。例えば、半導体製造装置や自動車などの高単価商材ですが、今まではサイズや重量制限の関係で運べないものもありました。大型のB777F導入は、まさにその課題解決と事業拡大を可能にする戦略転換の一環でした」。

航空貨物の業界に携わる人たちにとって大型貨物機は、旅客機や中型貨物機では運べなかったものが運べるようになるという純粋な夢が叶う希望の象徴だ。とはいえ、企業そのものの未来を託す大きなプロジェクトのため、B777Fの導入は簡単な道のりではなかったのも事実。

株式会社ANA Cargo グローバルネットワーク部ネットワーク企画課 古賀謙一

「確かに、大型機の導入は悲願でした。一方で、収益の見込み、パイロットや整備士などの生産体制調整、オペレーション体制の構築といった様々な調整も必要となるため、ANAグループの関係各部署から経営層までを横断して、多くの人たちを巻き込みながら粘り強く導入に向けた調整をしていきました。そこまでして実現させたかったのは、やはり「カーゴフルサービスキャリア」「グローバルトップ5」という目標があるから。日本の航空会社を見渡すと、フレイターだけを所有する会社もあれば、旅客機だけを運航している会社もあります。その中で両方をもつのはANA グループのみ。B777Fが加われば、これまでのB767Fに加え貨物スペースが拡大するため、輸送できる貨物の幅、提供できるサービスの幅が広がりますから」。

ひとりの力では決して成し得なかったB777Fの投入だが、グループ全体の願いと情熱を汲み取りながら率先して推進していった行動力が次の一歩を切り開いた。同じような志を持った人がもっと集まれば、目標までの距離は更に近づくはずだ。

「2002年にB767F初号機を導入してから19年、当社はフレイター事業を大きく拡大してきました。一方で我々を取り巻く環境もかつてないスピードで変化をしています。世界各国の経済状況や成長産業の分析、製造業などメーカー各社の生産拠点の動向、昨今のe-commerceの急拡大などによる輸送商材の変化などを捉え、また競合他社の動きも踏まえた上で、収益最大化に資する機材戦略・ネットワーク戦略とはなにか。AIやIoT、車の自動運転技術の進歩など、今後も新たな産業の発展により航空貨物の流動も変化をしていくと思います。そういった変化に機敏に反応出来る感度と、明るく前向きに粘り強く周囲を巻き込みながら仕事を進められる人が、新たなANA Cargoの1ページを作っていくのだと思います。」

若手でも未経験でも、やりたいことを実現して成長できる環境

グローバル人財から豊富な経験者まで多種多様な人財が集まり、航空貨物における新しい挑戦を続けているANA Cargo。B777Fが加わることでこれまで以上の飛躍が期待されるが、それを支えていくのは既存スタッフだけでなく次世代スタッフの存在だ。

羽田国際ウェアハウスオペレーションセンター貨物サービス部運送課の長谷川俊介さんは、今年で入社3年目。もともと貨物業界に縁はなかったものの、2011年に人生の転機が訪れた。

「僕は岩手県出身ですが、大学2年生のときに直面した東日本大震災の経験から、モノの大切さや物資があることの豊かさに気づきました。そのことがきっかけとなり、物流業界で働きたいと思い調べてみたら、ANAグループが行っていた「こころの湯プロジェクト」(※被災者の方々を対象にした給湯支援)の存在を知ったんです。被災して入浴できない人のために航空機でお湯を運ぶこのプロジェクトは、自分が求めていた人々に寄り添う姿勢と物流の2つの要素が合致。すぐに"ここしかない!"と思いました」。

学生時代は物理・天文学を学んでいたという長谷川さん。入社時は航空貨物の知識はほぼゼロだったが、今では日本から海外へ輸出される貨物の積み付けプラン作成や進捗管理を行っている。天文学の知識が今の業務に直結してはいないものの、自分の思考を辿るとどこか通ずるものがあったという。

株式会社ANA Cargo 羽田空港ウェアハウスオペレーションセンター貨物サービス部 運送課 長谷川俊介

「私が担当している業務では毎日2便を担当するため、複数の業務を並行して進めなければいけません。ルフトハンザ便では、時間管理が厳しく求められ、常にタイムプレッシャーを感じますが、常に先を意識することがもともと得意だったように思います。また、大学院で研究していたこともあり、課題を発見したり、気になったことに集中して取り組む姿勢は今の職場でも活かされています。交換研修で中部空港に行った際に、貨物情報がデジタル化されていて効率的だったので、その仕組みを羽田にも展開したいと思い提案書を作りました。最近では、輸入貨物の積み付けの誤り情報の統計を取り、会議で提出しています。キャリアが浅くても、自発的に何かをやらせてもらう環境があるんです」。

将来的には他の拠点との橋渡し役となり、業務効率化を推進して組織や業界のために貢献していきたいという。長谷川さんのような資質や意識を持った新しい世代に人たちにとって、自分自身の成長と社会貢献につながる挑戦の場がここにはある。

「ANA Cargoには、自分が思ったことやイエスとノーをきちんと言える風土があります。しかも、言ったことを実現するために一緒になって考えてくれる人たちもいる。チームに限らずいろいろな人たちと仕事をする機会があるので、今後も敬意と感謝を忘れず、些細なことでも"ありがとう"という気持ちを持てる人と一緒に仕事をしていきたいです。僕自身もそうだったように、自分がやりたいことや挑戦したいことがあるなら、この会社で実現できると思っています」。

デジタル社会に順応しながら、個人やチーム力で未来を開く

2019年のラグビーワールドカップ、2020年の東京オリンピック・パラリンピックといった国際イベントや越境ECなどの影響により、アジア、中国圏での物流が更に加速していく現在。その状況のなかで、あらゆる航空貨物に対応できる設備を整えつつあるANA Cargo。

その環境を最大限に活用し変革につなげるためにも、様々な経験や知見、視点や思考、ポジティブな姿勢や想いを持った多種多様な人たちの力が必要不可欠になる。大きな目標の先に待っている豊かな社会の実現を目指して、ANA Cargoチームはこれから強化を続けていく。

ジョナサン・ホルム

グローバルセールス部 グローバルセールス企画課 マネージャー

1998年よりアメリカ・ワシントンD.C.にてANA貨物事業の営業担当や運送管理者を務め、2018年より現在のグローバルセールス企画課へ配属。
趣味はF1レース観戦。

古賀謙一(コガ ケンイチ)

グローバルネットワーク部 ネットワーク企画課 マネージャー

2009年より(株)ANA Cargoにて勤務。
営業、アジア中国貨物統括(在 香港)を担当した後、沖縄貨物ハブのマーケティングに携わる。
趣味は筋トレ、ジャズトランペット演奏。

長谷川俊介(ハセガワ シュンスケ)

羽田国際ウェアハウスオペレーションセンター貨物サービス部 運送課

2016年(株)ANA Cargo入社。
羽田空港の運送課にて輸入業務を2年間務めた後、輸出業務に従事
趣味は国内外問わず旅行へ行くこと。一番印象に残っているのはアイスランドで見た青い氷の洞窟。

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