動物輸送(国際)

ペットなど動物を単独で航空輸送する場合の要件をご確認ください。

日本発で到着地がANAの就航地の場合

①、②で予約方法が異なりますので、どちらに該当するかご確認願います。

①お客様ご自身が航空機に搭乗され、同じ航空機にペットもお預けになられる場合(手荷物扱い)
ANA旅客部門へお問合せください。家族の一員である大切なペットと一緒の旅をサポートいたします。

ペットをお連れのお客様へ【国際線】

②国際貨物としてお預けになられる場合(貨物扱い)
航空運送上の発行や現地通関手続き等の諸手配の関係により、航空貨物代理店様を通してお預かりさせていただいております。
お客様にて出発地でご対応いただける航空貨物代理店様をお探しください。
ANAグループの航空貨物代理店、(株)OCSでも承れます。

OCS 動物輸送に関するお問合せフォームへ

動物(ペット)の受託について

ANA Cargoでは、動物(ペット)の受託において、以下の内容をお客様にご確認させて頂いておりますので、予めご理解・ご了承頂きますようお願いいたします。

  • 健康体であること
    ※生後間もない小犬については、脱水症状を起こしやすいという観点から受託をお断りしております。
  • 動物(ペット)を受託してから、お引き渡しまでの間、餌または水の補給等特別の手当てを必要としないこと。
  • 動物の種類および名称
    ※動物の種類によっては、受託をお断りする場合がございます。
  • ANAグループでは、短頭種犬の受託について長時間の飛行中、体調に変化をきたす恐れがあるとの専門家の見解を踏まえ、国際線での受託をお断りしております(通年)
    ※詳細は、「その他ご案内 - 短頭種犬の取り扱いについて」をご確認ください。
  • 輸送容器の確認
    ※詳細は「輸送容器について」をご確認ください。
  • 搭載月日、便名および宛先地
    ※航空機の機種・路線によってはご利用頂けない場合もございます。

輸送容器について

動物(ペット)を輸送する際の、輸送容器については荷主様・フォワーダー様の責任において、以下の条件を満たすものをご準備頂きますようお願いいたします。条件を満たさない輸送容器の場合、受託をお断り致しますので、予めご了承下さいませ。動物(ペット)が立ったまま方向転換したり、足を真っ直ぐにして立ったり座ったり、自然な状態で横になれる十分な大きさが必要となりますので、以下の目安を満たすものをご用意ください。
※IATA動物輸送規則 8章CONTAINER REQUIREMENT1に準じます。

  • 材質は変形、破損しない物で、中の動物の重さに耐えられる容器であること。
  • 動物は容器の中で方向転換でき、横になれるスペースが確保されること。
  • 空気の流入が十分にあり、最低3方向に通気口がある構造となっていること。
  • 容器の出入口は不用意に開かないよう施錠等が施されている構造であること。
  • 通気口より動物の一部がはみだしたりしないよう、目の細かい網で覆われていること。
  • 接合金具が中の動物に壊されない構造であること。
  • 容器の隙間や継目から動物が逃げないような構造であり、他の動物に害を及ぼす恐れのないこと。
  • 容器の内側に動物を傷つけるような突起物がないこと。
  • 容器の中は常に清潔に保たれていること。
  • 吸水剤の下敷きなどがあって、液体や汚物などが外に漏れないようになっていること。
  • 必要に応じて取手が付いていること。

受託できる輸送容器の例

受託できない輸送容器の例

輸送条件について

<全般>
ANA Cargoでは、動物(ペット)の国際線での受託において、以下の内容を条件としてお客様に提示させていただいております。

  • 輸送に関する事前予約がなされていること
    ※猿や鳥等の人間に病気を感染させる可能性のある動物、大型動物等については、ご予約の際にご相談ください。
    ※貨物添乗員がある場合は、ご予約の際にご相談ください。
  • 目的地空港と、検疫・引き渡しの事前調整がなされていること
  • 経由地の法令・規定に合致していること
  • 必要書類が揃っていること
  • IATA動物規則書に記載された容器に合致していること、及び正しいマーキング・ラベリングが行われていること

Live Animals Label

動物(ペット)の保管について

ANA Cargoでは、ペットを安全に輸送するため、動物(ペット)を受託後、航空機に搭載するまでの間、また航空機が到着してからお客様にお引き渡しするまでの間可能な限り空調の効いた屋内で保管するなど、動物(ペット)に負荷がかからない環境下で保管しております。

動物(ペット)の輸送方法について

お客さまからお預かりした動物(ペット)については、航空機貨物室内にてお預かりし輸送しております。
動物(ペット)の輸送については、常に万全を期しておりますが、航空機貨物室内は外気温と比べ、高温・低温になる場合がございます。
輸送に際し、以下のとおり航空機貨物室内の輸送環境をご案内させて頂きますので、あらかじめご理解・ご了承頂きますようお願いいたします。

  • 貨物室の温度について
    貨物室内は、航空機駐機場の環境(天候・温度・湿度)の影響を受け、搭降載時は外気温に比べ高温・低温となる場合がございます。
  • 照明について
    飛行中は、照明が消えるため暗室となります。
  • 気圧について
    飛行中は約0.8気圧程度になります。
    上昇中・下降中の気圧の変化で、耳の機能などに影響を及ぼす可能性がございます。

旅客カウンターにてお預かりするペットについて

ANAでは、飼い主と同じ便で移動する場合に、手荷物としてペットの受付をしております。
貨物としてのお取り扱い、サービスとは異なりますので、ご了承願います。
詳しくは下記を参照願います。

ペットをお連れのお客様へ【国際線】

その他ご案内

短頭種犬の取り扱いについて

他の犬種と比較して高温に弱く熱中症や呼吸困難を引き起こすおそれがあることから、下記の短頭犬種については国際貨物の場合は通年お預かりできません。

  • 対象便
    国際線全路線(他社運航便も含む)
  • 受託停止期間
    通年
  • 受託停止対象犬種
    ブルドッグ、フレンチ・ブルドッグ、ボクサー、シーズー、ボストン・テリア、ブル・テリア、キングチャールズ・スパニエル、チベタン・スパニエル、ブリュッセル・グリフォン、チャウチャウ、パグ、チン、ペキニーズ
    ※2020年度からは、上記犬種に「ミニチュア」がつく場合についても、受託停止とさせていただきます。
     (例 ミニチュアブルドック、ミニチュアブル・テリアなど)
    ※上記13犬種(ミニチュア含む)以外は、類似した名前があっても受託可能です。

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