IATA 航空危険物規則書第67版 DGR 改定に伴うご案内
2025年12月24日
平素よりANA グループをご利用いただき、誠にありがとうございます。 2026年1月1日発効のIATA 航空危険物規則書(DGR)第67版の改定点、ならびに弊社における危険物取り扱いの変更点について、下記の通りご案内申し上げます。
記
1.政府例外規定 【DGR 2.8.1.3 等】
・タイの政府例外規定(THG)が新規に追加されました。
2. 包装基準関係 【DGR 5.9等】
・PI952およびPI966にて、電池の充電率と表示される電池容量に関する規定に変更があり
ました。
3. List of Dangerous Goods関係 【DGR 4.2等】
・UN3166について、細字表記の "hybrid" を含む以下の2つの品目名が新規追加されます。
なお、これらは既存の正式品目名(太字)を置き換えるものではありません。
➢ UN3166 Vehicle, flammable gas powered hybrid(hybridは細字)
➢ UN3166 Vehicle, flammable liquid powered hybrid(hybridは細字)
4. マーキングおよびラベリング関係 【DGR 7.3.18.1、7.3.18.2、B.2.2.4 等】
・IATA Cargo IMP コードに RVF 、 RVH 、 RVO 、 R VB が追加されました。
・ご予約の際は、新しい IATA Cargo IMP コードのご利用をお願いいたします。特に 、ハ
イブリッド な動力源で 駆動 する乗り物 を輸送される場合は、「 RVH 」コードをご選択
ください。
5. 運航者例外規定 NH08「梱包耐久性能試験証明書( Packing Confirmation Sheet )」
について
・2026 年 1 月 1 日以降、個数・重量欄 の設定が無い様式の 「梱包耐久性能試験 証明書(
Packing Confirmation Sheet)」でもお引き受けいたします。
・個数・重量欄を含んだ旧様式を使用することも 引き続き可能 ですが、旧フォーム使用の
場合には、引き続き、各包装物内の正味量を記載、包装物の個数(オーバーパックの個数
ではない)の記載をお願い申し上げます 。
上記はIATA DGR第67版における改定内容の一部です。必ずお客様ご自身で、最新のIATA DGRをご確認頂きますようお願い申し上げます。また、コードシェア便、エアラインチャーター便等をご利用の場合には、異なる規則が適用される場合がございます。本件に関してご不明な点がございましたら、弊社営業担当または予約担当までお問い合わせ下さい。
今後とも、安全な輸送へのご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
以上
IATA航空危険物規則書(DGR)第67版改定に伴うご案内.pdf
Packing Confirmation Sheet (Rev 2026.01.01).pdf






