北海道と沖縄県の特産品を宮崎県へスピード輸送 「恵みフェア～北海道＆沖縄～」を11月18日（土）から開催

ANAホールディングス株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長：芝田浩二、以下「ANAHD」）、宮交ホールディングス株式会社（本社：宮崎県宮崎市、代表取締役社長：渡邊俊隆、以下「宮交HD」）、ヤマト運輸株式会社（本社：東京都中央区、代表取締役社長：長尾裕、以下「ヤマト運輸」）、沖縄ヤマト運輸株式会社（本社：沖縄県糸満市、代表取締役社長：赤嶺真一）は、2023年11月18日（土）から2日間、宮崎県宮崎市の「宮崎駅前 あみーろーど横広場」にて、「恵みフェア～北海道＆沖縄～」を開催します。今回は、「恵みフェア」第3弾として北海道と沖縄県の特産品を販売します。
本取り組みは、各地域の小規模な事業者の商圏拡大と地域活性化を目的に、生産数などが理由で地産地消が中心となっている特産品を、各社のネットワークを活用し、鮮度を保持したまま遠隔地へ流通します。

1.背景と目的
首都圏をはじめとする大消費地では、各地の特産品を気軽に購入できる機会が多くある一方で、地方間の流通は、鮮度維持や物流コストの観点から多くの課題があります。特に、近年の燃料高や物流の2024年問題によって、生鮮品以外も遠隔地への商圏拡大が行いにくくなることが懸念されています。これまで連携する機会が少なかった遠隔地間の商流構築による地域活性化のため、ANAHD・宮交HD・ヤマト運輸は、各社のネットワークを活用した本取り組みを2022年9月から開始しました。
第1弾は、ヤマト運輸のセールスドライバーが厳選した、宮崎県で流通が少ない北海道の珍しい特産品を販売することで、認知向上や小規模な事業者の販路開拓につながりました。第2弾は、地理的条件もあり首都圏との流通がメインとなっている沖縄県で、沖縄県と地方間（北海道と宮崎県）における流通ネットワークの成立性を検証しました。
そして、第3弾となる今回は、北海道に加え、「恵みフェア」として初めて沖縄県の特産品を取り扱います。さらに、フードロスや後継者不足などの社会課題解決に取り組む事業者の商品を選定することで、持続可能な社会の実現に貢献します。