国際線貨物「燃油特別付加運賃」(燃油サーチャージ)の改定について(政府認可済み)

国際 燃油サーチャージ・運賃

2013年08月26日

ANAグループは、2013年8月16日(金)、国際線貨物における「燃油特別付加運賃」(いわゆる燃油サーチャージ)の運賃額改定を国土交通省に申請し、認可されました。
当社グループでは、2009年4月から燃油特別付加運賃額を、航空燃料市況価格に基づき、毎月見直すこととしておりますが、2013年7月1日(月)から2013年7月31日(水)の同価格の1カ月平均は1バレル当たり121.17米ドルとなったため、改定することといたしました(現行から1テーブルの値上げ)。何卒、ご理解のほど宜しくお願い申し上げます。


燃油特別付加運賃額改定の概要

1.適用期間 : 2013年9月1日(日) 発行分より
2.運賃額 : 次の運賃を日本発の国際線区間に適用(1キログラム当たり)
路線 改定後 現行
長距離(日本=北米・欧州・中東など) 127円 120円
遠距離アジア
(日本=シンガポール・タイ・ベトナム・インドネシア・インドなど)
91円 88円
近距離アジア(日本=韓国・台湾・中国・香港・フィリピンなど) 77円 75円
3.改定(廃止)条件 :
  1. 燃油市況への連動性を高める観点から、改定期間を1カ月といたします。なお、関係国政府の認可状況に応じた変更申請につきましては、この限りではありません。
  2. 本運賃の改定には、利用者の皆様への分かりやすさの観点からシンガポール市場の平均燃油価格を指標として用います。2013年7月1日(月)以降の燃油特別付加運賃額につきましては、適用開始月2カ月前の一カ月間のシンガポールケロシンの平均価格を指標とし、1バレルあたりの平均価格に応じて別紙に従って改定することといたします。また、シンガポールケロシンの市況価格が1カ月間平均して1バレル当たり35米ドルを下回った場合、本運賃は廃止いたします。
4.適用重量 :
国際貨物の運賃適用重量(Chargeable Weight)全量に対して適用
ただし、最低料金(Minimum Charge)適用貨物は除く
5.運送状への記入方法 :
「Other Charges」欄にコード「MYC」を付記し金額を記入
6.支払い方法 :
前払い・着払いともに可能
ただし、支払い方法は運賃(Weight Charge)と同一であること

以上

別紙:改訂基準表